シェムリアップ4日目

今日は日の出を見るために朝4時頃に起床。
5時20分に宿まで迎えが来る。

。。はずだった。

しかし、またまたまたまた問題が起こる。
今回の旅は何かと事件に遭遇。

5時半を過ぎても迎えがこないのだ。
まーこっちは日本と違って時間にルーズだから気にはしてないけど、

さらに、10分。 まだこない。
おかしいな。

昨日ネットでプリントしたバウチャーを出して確認。
10分遅れた場合は連絡をくれと書いてある。

すかさず電話。

他の観光地を見るのなら遅れても気にしないが、日の出は別だ!待っててくれない。
何回か電話したら日本人スタッフが出た。

迎え来ないけどどうなってんの!?
冷静に問い合わせる。

なんと手違いで現場のスタッフに連絡ミスがあって、もうバスは日の出を見に俺を置いて行ってしまったよう。
おいおいおいおい。

またかよ!

でも、もうこの頃にはもう俺は慣れていた。
普段なら怒りに任せていたんだろうけど、

わかってるよ
試してるんだろ 俺を。

ここから交渉

向こうのミスなので、日の出を見れない変わりにツアー料は全額返すとのこと。
そして、日の出後のプランにはそのまま無料で参加出来て、後で迎えに来てくれるとのこと。

まだ空は暗い。

スタッフの方がそっちでトゥクトゥクかバイタクを捕まえて日の出を見に行くことは出来ませんかと言ってきた。
しかし回りを見渡してもトゥクトゥクどころか車すら走ってない。

シェムリアップ 早朝

いつもはバイク乗れ、トゥクトゥク乗れとうるさいくらい声をかけてくるのに、この時間にはひとっこひとりいない。
でも可能性があるのなら俺は日の出が見たい。

スタッフの人も申し訳なさそうに電話の向こうで話している。
もう少し探してみます。

そう言って取り合えず電話を切った、その時バイタクが! これは偶然?

HEY!モト?(モトに乗りたいのか?)

イエス! サンライズ!

オッケー!

空は少し明るくなりだしている。
値段交渉は乗ってから。というか、選択の余地はない。とにかく一分一秒がおしい。

ハリーアップ! 急げ!

俺はバイタクの後ろにまたがりアンコールワットに向かう
間に合うのか。

あたりはどんどん明るくなりだしている。

チケットはもってるか?

そうだった今日もチケットいるんだ!

ノー!持ってない。

まずはチケットを購入。
そしてアンコールワットに到着!

アンコールワット早朝

あれ。太陽見えない。

空は明るくなりだしているのに、天気が悪いのか雲で日の出が見えてない。

駄目だったか。

でも、せっかくここまできたんだ。
アンコールワット遺跡だけでも見たい。

遺跡の中まで行ってくるから少し待ってて帰りも乗せていけ。
値段交渉成立!

7時に戻ることを約束。バイタク兄ちゃんを待たせアンコールワットの中に入っていく。

アンコールワット入口

アンコールワット入口2

アンコールワット入口3

45分くらいは見れる。
急ぎ足で中を回った。

アンコールワット早朝の様子

アンコールワット回廊

アンコールワット 仏像

アンコールワット早朝 内部

アンコールワット早朝 内部2

空は明るいが全体的に雲っていて太陽は見えない

アンコールワット早朝 内部3

アンコールワット早朝 内部4

アンコールワット早朝 内部5

アンコールワット奥

結局一番奥まで入り見ることができた。

よし。
これで満足だ。

俺がやれることは全てやった。

アンコールワット早朝 曇り

最後にアンコールワットを背に1枚

そうして帰ろうとバイクの方へ向かう。

その時、回りの人が空を見ていることに気づく

後ろを振り返ると。。

アンコールワット早朝 空

アンコールワット朝日

サンラーーーイズ!!

綺麗な朝日が目の前に
ほんと、さっきだよ、1分も前に空を見た時には本当に何も見えなかったのに。

アンコールワット サンライズ

きれいだった。

周りの人々もただただ静かに朝日にみとれている。
後からガイドに聞いたのだけど、どうやらその前日、前々日と朝日は見れなかったらしい。 今日も無理かもしれないということだった。

アンコールワットの神様が俺にギフトをくれたんだ。
そう思いながらただ俺は朝日を見つめてた。

アンコールワット 朝日2

アンコールワット サンライズ2

アンコールワットを背に秘密兵器(自撮り棒)でカシャり。
そして、喜びをバイタクの兄ちゃんに伝えながら再びゲストハウスへ戻った。

次の予定までの少しの時間、俺はコンビニカフェでコーヒーを飲みながら朝の出来事を振り返っていた。

つづく